
逆転のCS進出に向けて進撃する中日に赤信号か…!?
13日に行われた対ヤクルト戦で、6回の第三打席で右上腕に死球を受け、7月の守備から交代していたビシエド選手。その後、病院で検査を受けていました。
本日は、ビシエド選手の帰国後の活躍から、診断結果、全治、復帰時期についてなどご紹介します。
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ビシエド選手帰国後の成績と診断の結果について…

ビシエド選手は今季アメリカ市民権の取得手続きの為、6月16日から数日ほどを予定してチームを離脱していました。しかし、箱を開けてみると取得手続きはスムーズには行かず約一カ月離脱することとなりました。
復帰後、アメリカでもトレーニングを継続してたとはいえ7月成績は、12試合、打率.191、3本塁打、8打点、OPS.644と苦しんでいました。
しかし、8月に入ると調子を上げていき現在まで11試合、打率.341、2本塁打、3打点、OPS1.034と好調でした。
そんな中の怪我…診察の結果は、「右腕の尺骨骨折」と診断されています。
ビシエド選手選手登録を抹消!手術、全治や復帰時期について…

本日出場選手登録を抹消されたビシエド選手ですが、公式には未だ全治や復帰時期については明言されていません。また手術を行うかの公表もされていません。
「尺骨骨折」は比較的治癒に時間のかかる骨折で、全治は早くても一カ月半~2カ月。遅ければ2カ月~3カ月程度はかかります。
今まで尺骨骨折した選手は西武の栗山選手が2012年8月21日に左前腕に死球を受けその後、再昇格することはなくシーズンを終えています。2013年は開幕から出場。
また広島の天才・前田智徳選手の引退の最後のきっかけとなったのは2013年4月23日に受けた死球による尺骨骨折です。以降リハビリを続けていましたが、9月27日に引退会見を行い、10月3日に引退試合として代打で出場しています。
上記の例の様に手術の有無関係なく全治は相当かかることから今季中の復帰は絶望。復帰時期は来季となるでしょう。
まとめ
今週中にも自力でのCS進出が危ぶまれている中日ですが、ここにきてビシエド選手まで離脱となるとCS進出がさらに難しくなりますよね…
ビシエド選手はアメリカへ市民権の取得手続きの為今季離脱していますが、実は市民権取得手続きは未だ完了していないままの復帰でした。
シーズン中市民権取得の通知が届いたらアメリカへもう一度渡米する予定だったので、この怪我を機にしっかりと手続きを終わらせて来季こそ万全の状態で開幕を迎えてくれることを期待!